「在留外国人の便利マップ」とは

在留外国人の便利マップ(https://map.japan-workers.com/)とは、株式会社西山知材として私が提供している、日本で働く、日本にお住まいの外国人の方々向けのお役立ち情報をまとめたサイトです。在留申請取次を行う行政書士、特定技能登録支援機関、技能実習監理団体や外国人対応の医療機関などを掲載しており、全国の都道府県市町村単位で、Google Mapとともに掲載しています。

「うちカメ®」とは

うちカメ®(https://www.uchikam.com)とは、やはり株式会社西山知材として私が提供している、店舗、事務所向けの集客ソリューションです。WEBRTC(Web Real-Time Communication)という技術を用い、店舗、事務所の方が、専用Webサイトへの訪問者と専用Webサイト上でビデオ通話を行うことができます。

ZoomやTeams等は、予め会議時間帯を決め、会議リンクを共有した上で行うビデオ会議での運用が主流です。

これに対し、「うちカメ®」は、実店舗や事務所を通りがかった人が、看板をみて”ふらりと”立ち寄る世界を、インターネットブラウザを介し実現しています。

両ソリューションの統合

この度、「在留外国人のための便利マップ」に「うちカメ®」を統合しました。

在留外国人のための便利マップ画面上部に、「うちカメ®」に登録している事業者のうち、外国人向けサービスを行う事業者を、「ビデオ通話対応の外国人向けサービス提供機関」として掲載しています。(登録はまだ幣事務所のみですが。。。)

アイコンをクリックすることで、「うちカメ®」の事業者専用サイトに遷移、事業者側がオンライン待受状態であれば、そのままコミュニケーションを開始することができます。

事業者側の集客ニーズ

私のようにオンライン申請をベースにした在留申請取次を提供している行政書士は全国対応が基本ですが、そうでない行政書士の先生方は地域密着型です。

支援対象先の雇用主や外国人の方々を支援する特定技能の登録支援機関ももちろん地域密着型になります。

「在留外国人の便利マップ」は、アクセス元の地域から、対象マップや、当該地域の支援機関が表示されるようになっており、地元の方々からのファーストコンタクトを期待できます。

「ビデオ通話対応の外国人向けサービス提供機関」には、全国対応として登録すれば、国内どこからアクセスした場合でも表示され、都道府県を選択して登録(複数選択可)すれば、アクセス元の都道府県(或いは地域指定されたGoogle上のリンクに対応する都道府県)に応じて表示されます。(掲載は有料となりますのでご興味がある方は、info_center@nici.co.jp までお問い合わせください。)

外国人・外国人雇用者側のニーズ

概して在留資格に関するニーズは、急を要するものです。

人材確保を必要とする雇用者側からすれば、時として何か月も要する在留資格申請手続には一刻も早い着手が望まれ、支援先とのコンタクトに逡巡していたり、電話・メールによるやり取りに時間を要しているよりは、とにかくFace to Faceで話してみることの意義は大きく、在留期限が迫っていたり、雇用先の変更等、在留状況に変化があった場合の外国人ご本人の方も同様といえます。

まとめ

WEBRTCを活用した、ビデオ通話ベースの集約ソリューションを、国内全域を対象として、少なくとも外国人・外国人雇用者向けに展開する例は、まだ無いのではないかと自負しています。

取り組みはまだ実験段階ですが、今後当ブログで進捗を報告していきたいと思います。

在留・入管関連ニュース

投稿者: kenjin

行政書士の西山健二と申します。 外国人の方々が日本で働き、暮らすために必要な在留資格の各種申請手続を支援します。

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