株式会社西山知材として私が運営している「在留外国人の便利マップ」では、在留外国人数の動向を全ての地方自治体別に検索することができます。在留外国人の数が増加傾向であることは知られていますが、増加スピード、国籍や在留資格別の分布は、自治体によって実に様々です。在留外国人についてご自身の街がどのような状況にあるのか実感頂くことができますので、是非ご利用ください。

在留外国人統計画面までの遷移

在留外国人の便利マップ01画面トップ右上のメニューアイコンをタップします。
在留外国人の便利マップ02在留外国人統計をタップします。
在留外国人の便利マップ03在留外国人統計画面が表示されました。

都道府県(特別区)レベルの検索

在留外国人の便利マップ04検索のデフォルトオプションは都道府県となっています。

このまま検索ボタンをタップします。
在留外国人の便利マップ05在留外国人が多い順に表示されます。トップは当然東京都になります。
在留外国人の便利マップ06自治体名に下線が引いてある部分をタップします。
在留外国人の便利マップ07対象自治体が選択された状態でトップ画面に遷移します。

過去5半期分の在留外国人数と割合の増加がみてとれます。

東京都の在留外国人数は66万3千人、割合は4.792%ですので、約100人のうち5人が外国人ということになります。

東京都全体で見れば増加率は緩やかですが、衝撃のデータはこれからです。

市区町村レベルの検索(在留外国人の”割合”)

在留外国人の便利マップ08次に検索オプションを市区町村として検索ボタンをタップします。
在留外国人の便利マップ09見出し行にある外国人割合:最新の右側にある▽ボタンをタップすると、在留外国人の対住民割合が高い順に表示されます。(▽が▼となります。)

ランキングトップは北海道の占冠村(しむかっぷむら)。最新の割合は40%超え、実に10人のうち4人が外国人です。

占冠村にはトマムリゾートがあり、多くの外国人が働いていることが要因です。

同様に、占冠村と表示されている箇所をタップします。
在留外国人の便利マップ10在留外国人の割合のみならず、その増加率も驚きの結果を示しています。

自治体は、この急激な変化に耐えられているのか少し心配になります。

市区町村レベルの検索(在留外国人の”増加率”)

在留外国人の便利マップ11今度は、見出し行にある外国人割合:変動の右側にある▽ボタンをタップすると、在留外国人の対住民割合が高い順に表示されます。(▽が▼となります。)

ランキングトップは、やはり北海道の赤井川村。1年のあいだに、9.5%から33.8%に激増です。10人のうち1人だった外国人がたった1年のうちに3人になっているということになります。

占冠村同様、赤井川村の激増要因もリゾート産業(ニセコエリア、キロロリゾート)の外国人雇用が要因となります。

赤井川村と表示されている箇所をタップします。
在留外国人の便利マップ12外国人数自体は占冠村に比べると少ないとはいえ、増加割合を示す折れ線グラフの急激な上昇には驚くべきものがあります。

自治体指定

在留外国人の便利マップ13自治体名を指定することにより、ランキングを調べることができます。

私の実家は三重県桑名市であるので、桑名市と入力し、検索ボタンをタップします。
在留外国人の便利マップ14全自治体中、218位であることがわかります。

自治体名をタップします。
在留外国人の便利マップ15増加率は穏やかでした。

最後に

えっ、我が町はこんなスピードで外国人が増えているの!?と、グラフを見れば実感できることがご理解いただけるのではないでしょうか。都市部や、ニュースで話題になる街だけではなく、皆さんの街でも、外国人数が思ったよりも急激に増えているかもしれません。

お願い

ホームページやブログサイトを運営されている方々にお願いです。「在留外国人の便利マップ」(https://map.japan-workers.com/)へリンクを設定頂ける方は是非ご協力いただけると幸いです。(相互リンクをご希望の方は、リンクページをお示しの上、info-center@nici.co.jpまでご連絡ください。私が運営している何れかのサイト(www.nici.co.jp,www.streamo.jp,www.japan-workers.com,www.ngj.jp)からリンクを設定いたします。)

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投稿者: kenjin

行政書士の西山健二と申します。 外国人の方々が日本で働き、暮らすために必要な在留資格の各種申請手続を支援します。