インターネットを介して外部のコンピュータ/サーバとデータをやり取りする方法の代表的なものがHTTP通信です。javascriptでコーディングを行ったりしますが、Excel VBAで記載することも可能です。今回幣事務所が使用する在留申請管理システム:NICRASでも、マイナポータルAPIを活用した在留申請データを送信する際や、NICRASのサーバからデータを取得する際、Excel VBAを使用しています。
<コーディング例>
下記は最もシンプルなコーディング例になります。
001: Set objXmlHttp = CreateObject("MSXML2.XMLHTTP")
002: objXmlHttp.Open "GET","<endpointを記載>", False
003: objXmlHttp.setRequestHeader "X-Access-Key", i_access_key
004: objXmlHttp.send
005: lStrResponse = objXmlHttp.responseText
001 http通信をするためのオブジェクトを宣言します。
コンパイルエラーとなった場合は参照設定で、Micosoft XML X.Xが参照されていることを確認します。

002 接続先への通信を開きます。
003 リクエストヘッダを記載します。(接続先のAPI仕様等に依存)
004 実際にデータを送ります。POSTメソッドで送るときはパラメータをここでセットします。GETメソッドの際は、エンドポイントのクエリストリングにセットします。
005 相手先コンピュータ/サーバからの返り値は、.responseTextに入っています。